OpenSSLのコンパイル
OpenSSL ver0.9.8.hを使用して暗号化を行うって事でインストールしようとしたらやたらはまった;
普通に使う(コマンドプロンプト等)分にはWin32/Win64 OpenSSL Installer for Windows - Shining Light Productionsあたりのインストーラを使用すればいいんだけど、コンパイルしなきゃいけない状況になったので手順を・・・。
必要なのはOpenSSLソースファイル、VC++、Perl、アセンブラ
まずは公式サイトからソースを落とす。
で、次にActive Perl、VC++を落としてインストール。
ついでにWindows Platform SDKも落としてインストール。
ml.exeが無かったらMASM32もインストールしてください。
各binフォルダを環境変数に登録したら解凍したフォルダに移動
cd "C:\openssl-0.9.8h"
"C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\VC\bin\vcvars32.bat"
パスは変更すること。
perl Configure VC-WIN32
OpenSSLのバージョンが0.9.8.eならこれ(アセンブラ)
ms\do_masm
OpenSSLのバージョンが0.9.8.hならこれ(Perl)
ms\do_ms
エラーが出ずに終了したら
nmake -f ms\ntdll.mak
最後にテスト
cd out32dll ..\ms\test
問題なく終わったらC:\openssl-0.9.8h\out32dllにdllが作成されています。
静的リンクを行いたい場合は
nmake -f ms\nt.mak
でC:\openssl-0.9.8h\out32にlibが作成されています。
OpenSSLの0.9.8.eが一番安定しているのかな?
0.9.8.hや0.9.8.gだとms\do_masmを実行したあとのアセンブラにエラーがあったり・・・。